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活動報告

「春節セミナー&パーティ2009」を開催しました。

 去る2月20日(金)は、宮城県における1日香港デーとして、13:30から第一部「香港食品輸出促進セミナー」をパレス平安において、そして17:30から第二部「香港観光の夕べ」を聘珍樓において開催しました。今年度一番の大雪で参加できない方もいましたが、第一部の商談会に7社、セミナーに41名、第二部のパーティに48名の参加を得て、盛大に開催することができました。

三浦副知事の挨拶

古田代表による講演

 第一部、セミナーにおきましては、県から三浦副知事が挨拶、参加者への労いと県の香港貿易に対する期待の言葉を述べられた後、香港貿易発展局の古田日本首席代表が登壇、アメリカに端を発した金融危機の影響について講演されました。
 香港の経済発展を当初予想していたGDP+5.8%を+4.3%と下方修正はしましたが、過去の経済危機(香港返還決定時の香港ドル暴落、天安門事件、バーツ暴落による香港株式暴落、SARS発生など)に政府の素早い政策が効を奏し見事に立ち直った香港の経済力を紹介、今回も、@中央政府の広東香港澳門メガポリス構想や自主権拡大、A深セン渡港客入境緩和、B香港政府の3万人失業対策発動などで、近い将来必ず立ち直ると明言されました。

伴薫事による講演

 また、2番目に講演に立った聯裕(香港)有限公司の伴薫事は、具体的な日本からの輸入品目について紹介、乾燥なまこを筆頭に、和牛やフカヒレ、菓子類の貿易高を示しながら、高まる日本食志向や広がる日本食材、外食市場規模について説明されました。成功への鍵は、@現地パートナーの発掘、A継続的なマーケティング投資、そして、Bブランド育成、特に「おいしいみやぎブランド」を育てることだそうです。

小金氏による観光セミナー

 第二部は、会場を移しての観光の夕べ&パーティです。香港政府観光局の小金アシスタントマネージャーが香港の見所を紹介、何度行っても飽きない香港の魅力に、参加者はまた行きたいという衝動を押さえきれずにいたようでした。

 佐々木会長の挨拶で始まった春節パーティ、会場は旧正月一色の香港飾りが施され、参加者も香港に行った気分を満喫していました。挨拶に立った古田首席代表は、北海道を皮切りに、名古屋、大阪、福岡、沖縄、山形と全国を回られ、東京で締めくくりをされるというハードスケジュールです。

佐々木会長の挨拶

 

古田代表の挨拶

ノミン・ダライさんによる馬頭琴の演奏

 アトラクションに、モンゴルから東北大学に留学中のノミン・ダライさんによる馬頭琴の演奏があり、初めて聞く琴の音色と、彼の美声に聞き惚れてしまいました。
 なお、席上、食関連ビジネス部会長である伊豆沼農産の伊藤社長が、全国農業協同組合中央会とNHKが共催する第38回日本農業大賞を受賞されたことが発表、喜びの弁を語る部会長の笑み満面の姿に、参加者も一緒に喜ぶ場面もあり、パーティに花を添えてくれました。

正月気分の参加者の皆さん

 今年の本協会の行事も今回が最後です。一年間、御協力本当にありがとうございました。来たる21年度も何卒宜しくお願い致します。

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