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活動報告

「香港ビジネスセミナー」、「春節セミナー&パーティー2010」を開催しました。

会場風景

 2月25日(木)は、宮城県における香港デーとして、14:00から「香港食品輸出促進セミナー」をパレス平安に於いて、17:30から「春節セミナー&パーティー2010」を聘珍樓において開催しました。天気にも恵まれ、「香港食品輸出促進セミナー」には90名、「春節セミナー&パーティー2010」には50名もの参加者を得て、盛大に開催することができました。

ジェトロ仙台の中川所長から開会の挨拶

香港貿易発展局の伊東次長の講演

 「香港食品輸出促進セミナー」におきましては、主催者としてジェトロ仙台貿易情報センター所長の中川明子氏が挨拶、参加者への労いと本セミナーの意義について述べられた後、香港貿易発展局東京事務所の伊東次長が登壇、香港の食品マーケット事情について、香港市場の優位性等をPRされました。
 シンガポールや中国本土との税制比較に於いて香港が最も安いこと、アジアの主なマーケットに4〜5時間で行ける地理的優位性があること、700万人の居住者に年間3,000万人もの観光客が来るという高い人の流動性があること、そして99パーセントの輸入依存率があり富裕層人口が200万人もいるなど、香港は今がまさにビジネスチャンスだそうです。

ジェトロ香港の彦坂氏の講演

伊豆沼農産の伊藤氏による講演

 また、2番目に講演に立ったジェトロ香港の彦坂久美子氏は本年7月から導入される香港栄養表示制度について講演、昼過ぎ間近で眠くならないようにと、具体的な表示の仕方について質問形式でわかりやすく紹介、乾燥椎茸や大豆、ペットボトルのお茶、日本酒などについて説明されました。最後に、7月といっても今から準備を進めないと間に合わないと、苦言も呈されました。
 最後に宮城県の香港への食品輸出に関する取組について、(有)伊豆沼農産代表取締役の伊藤秀雄氏から講演があり、「香港食品輸出促進行動プラン」の策定経過や、米、イチゴ、牛・豚肉、ぎんざけなど選定された促進品目22種について紹介されるとともに、情報交換や共同プロモーションを目的とした輸出促進団体として「宮城県食品輸出促進協議会」が本日設立されることを発表、セミナー終了後、設立総会が行われました。

香港貿易発展局東京事務所伊東次長による講演

 

 その後、会場を広東料理の老舗「聘珍樓」に移しての「春節セミナー&パーティー2010」、運悪く体調不良により香港貿易発展局の古田首席代表は出席されませんでしたが、香港貿易発展局東京事務所の伊東次長による講演で幕を開け、古田代表が話そうとしていた東アジア共同体構想の一端をお話し頂きました。

佐々木会長挨拶

 そして、佐々木会長の挨拶、小野寺代表理事による乾杯、村井知事からのメッセージを大坪理事が紹介され、春節パーティーとなりました。会場は旧正月一色の香港飾りが施され、アトラクションとしてテーブルごとに行われたマジックショーも花を添え、参加者も香港に行った気分を満喫していました。

小野寺代表理事の乾杯

 

村井知事メッセージ紹介

佐藤氏によるマジックショーに大喜び

 

貿易アドバイザーの平野氏もパーティで参加者と懇談

女性参加者もおいしく食べて満足の様子です

 今年の本協会の行事も今回の行事が最後となりました。一年間、御協力本当にありがとうございました。来たる22年度も何卒宜しくお願い致します。

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