国際部 概要
宮城日本香港協会は、平成18年の設立より宮城県と香港・マカオとの民間レベルでの経済、文化、教育等幅広い友好交流の促進を目指して活動を進めて参りました。活動開始から7年目を迎える本年、その活動を更に拡大させ、世界各国の様々な地域と宮城県との友好交流の促進を実現する為に、宮城日本香港協会国際部会を始動させるに至りました。
世界的なIT技術と交通・輸送機関の進化はグローバリゼーションを進化させ、物理的な地球の大きさは変わらない一方で、感覚的な地球の大きさは日に日に小さくなっていくように感じられます。また、各国間に様々な繋がりが生まれ、共に協力して発展する事が求められている時代でもあります。相互交流の促進により、人種・言語・文化の壁を越えてお互いを理解・尊重する事で、より良い宮城県・日本の発展が実現できるものと考えます。
明治維新の岩倉具視使節団が欧米視察へ出発する200年以上前の1613年、仙台藩主伊達政宗は領内でガレオン船を建造し、慶長遣欧使節をメキシコ・スペイン・バチカンへと送り出しました。その一歩は、グローバルな視点で外交・貿易に踏み出した日本国際交流の先駆者として革新的な一歩と言えるでしょう。それから400年後の今、そのDNAを受け継ぎ、宮城県から日本の国際化を推進する事に大きな意味を感じております。
国際部会は、世界各国の様々な地域に宮城県と日本の持つ経済・文化・教育分野の魅力を伝え、グローバルコミュニケーションの促進を図ると共に、国際交流を通じて東日本大震災から復興する新しい宮城県と日本創りに大きく貢献する活動を推進していきたいと考えております。
平成24年度の活動予定
1.会員の啓蒙活動と相互交流
2.交流会の実施
3.諸外国との友好交流に向けた発信
4.国際交流団体等との連携
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