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活動報告

2010年度通常総会、記念セミナー、懇親会を開催しました。

谷信雄氏による講演風景

 5月11日(火)17:00からホテル仙台プラザ2階「あおいの間」におきまして、2010年度通常総会を開催致しました。来賓として日本香港協会全国連合会管理部長の伊東正裕氏御臨席のもと、知事の代理として宮城県経済商工観光部次長の吉田祐幸氏、市長代理として仙台市経済局国際経済・観光部参事兼国際プロモーション課長の峯岸浩友氏にご出席頂き、62名(委任状出席を含む)の出席を得て行われ、第1号議案「2009年度の事業報告及び決算報告」、第2号議案「2010年度事業計画(案)及び収支予算(案)」、第3号議案「役員改選」、の3議案について満場一致で可決されました。
 続く記念セミナーにおきましては、香港の食事情に詳しいNTトレーディング代表で香港貿易発展局の貿易アドバイザーの谷信雄氏による「中華圏における日本食品販売事例」と題した講演がありました。
 「1.国際物流都市香港の魅力」「2.香港マーケットの魅力」「3.高まる日本食ブーム」「4.輸出の仕組みとその流れ」の4点について丁寧に教えて頂きました。谷氏は力説しています。「沖縄の半分の土地にその5倍に当たる700万人の人口がある。その半分は3万US$以上の所得を持っており、生活レベルが高い。長寿国であり、世界レベルの健康志向を持っており、日本食への関心が高い。そして香港は世界の食卓とも呼ばれており1万軒以上のレストランがあって、外食産業が盛んである。」と。
 また、「ブランド志向が高く、観光客動員数も桁違い。特に中国本土からの観光客が増えている。2015年にはマカオ橋建設や広州新幹線の開通が予定されており、1億人マーケットができあがる。」と。
 次に演壇に立った香港宮城県人会会長の鈴木英一氏は、自分の生い立ちに言及、仙台三高で学んだ思い出や、山一証券に勤めて香港勤務を命ぜられ金融を通して香港との関係ができあがった経緯など、短時間では有りましたが、おもしろく語って頂きました。
 そして、15階「メープル」に場所変えての懇親会では、香港貿易発展局東京事務所長のサミュエル・チェン氏と香港宮城県人会会長の鈴木英一氏にお祝いの言葉をいただき、みやぎおかみ会副会長で湯の原ホテルの女将・菅原賀寿美さんの音頭で乾杯、セミナーの谷講師も交えての懇談となりました。途中、仙台空港ビル(株)の柿崎社長のスピーチやアトラクションとして女性ダンスグループ・マーブルによるヒッピホップ・ダンスパフォーマンスもあり、参加した会員の皆様も楽しく懇談されておりました。
 2010年度も3つの部会を中心に、香港文化教室等の新事業も交えて活動を展開して参りますので、会員の皆様のより一層の御支援をお願いいたします。

佐々木会長による開会の挨拶

 

吉田次長による知事挨拶の代読

全国連合会管理部伊東部長の祝辞

 

懇親会で挨拶するサミュエル・チェン氏

鈴木会長と懇談する伊藤理事

 

マーブルによるダンスパフォーマンス

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