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お知らせ

駐東京経済貿易代表部主催の昼食講演会が開催されました。

平成20年9月22日

 去る9月19日(金)正午から、香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部主催の昼食講演会が、ホテル仙台プラザで開催されました。
 村井知事を始め、根井東北経済産業局長や丸森仙台商工会議所会頭が参加される中、当協会の佐々木会長や磯田副会長、小野寺代表理事なども参加し、総勢145名が参加する講演会となりました。
 冒頭、村井知事から挨拶があり、宮城県と香港の関係が経済を中心に発展していること、また今回で2度目となる講演会に、県内の多数の来賓が招待されたことへのお礼の言葉が述べられました。
 根井局長の音頭で乾杯、3人の方の講演が行われました。始めに登場したのが経済貿易代表部首席代表の祝彭婉儀(ジェニー・チョック)女史です。
 Ny-lon-kong として、今や世界の経済はニューヨーク、ロンドンそして香港が牽引していること、香港にとって日本が第2位の輸入国であり第3位の輸出国となるほど緊密な貿易相手国であること、そして香港が13億人を抱える中国市場の玄関口として重要な拠点であり、香港と中国はCEPAと称して関税がかからない協定を結んでいることなど、香港がビジネスチャンスにおいて最も優れていることなどについて講演されました。
 2番目に登壇した貿易発展局首席代表の古田茂美女史は、貿易発展局が主催する様々な展示会、例えば今年10/28〜31開催のエコ・エキスポ・アジアや来年1/19〜20開催のアジア金融フォーラムなど、コンテンツ、デザイン、食品、中小企業関連の様々なイベントについて講演されました。
 最後に、インベスト香港駐東京投資推進室長の佐々木由紀夫雄氏は、投資先としての香港の優位性などについて講演されました。
 [1]世界一の自由な市場であること、[2]外資導入規制のないこと、[3]アジアリードの国際金融市場であること、[4]法の支配の確立していること、[5]多数の有能な専門家等優秀な人材(英語可)が揃っていること、[6]CEPA(中国本土との関税なし)があること、[7]低率な税制、時には非課税となることなど。
 講演終了後、ビジネスマッチングの具体的な方法や治安などについての質問があり、古田代表と祝彭代表がそれぞれ回答されました。参加者が帰った後も質問者と懇談される場面もあり、和やかな中にも香港と宮城との貿易に対する熱意が伝わってくるような素晴らしい講演会となりました。

 

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